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2022.02.25

フリーランスなら必須の保険知識!リスクを下げつつ保険料を安くするコツも!

目次

フリーランスとなると会社員の時とは異なり、自身で保険についても確認しておかなければなりません。

本記事では、病気など万が一のリスクにも備えた保険の知識や、保険料を抑えるコツについても解説していますので最後までぜひ、ご覧ください。

フリーランスなら必須の保険知識を学ぼう!

会社員であれば万が一、何かあったとしても会社で加入している健康保険で対応できるケースが多いでしょう。

しかし、フリーランスとして独立をした場合そうはいきません。ケガや入院など万が一のリスクに対応できるように自分自身で保険を選択する必要があります。

ただでさえリスクの多いフリーランスという働き方。突然のリスクを回避するためにも、しっかりとした知識やコツを身につけることが大切です。

加入必須の健康保険

会社員やフリーランスとして働いていくうえで、リスクを軽減させるためにも非常に重要になってくる健康保険。

そんな健康保険の中で加入必須となってくる保険にはどのようなものがあり、有効活用するための知識やコツなどはあるのでしょうか?

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会社員が加入する健康保険

まずは、最も有名である一般的な会社員の人が加入する健康保険についてご紹介します。

一般被用者保険

正式名称は一般被用者保険となっていて、保険料を自身が働いている会社が半分負担してくれるというメリットがあります。

なお、保険料に関しては毎月、給与から天引きとなるため保険料の納付の手間もありません。

さらに、会社で加入している保険の種類によっては福利厚生や健康促進のためのサービスが手厚いところもあります。

フリーランスが加入する健康保険

続いて、フリーランスの人が多く加入すると言われている健康保険についてです。

国民健康保険(国保)

フリーランスの人でなくても知っている人が多い国民健康保険。通称・国保。

国保は各自治体において運営されている公的な健康保険になります。先ほどご紹介した会社員の人が加入するとされる保険が被用者保険と言われているのに対して、国保に関しては地域保険と言われています。

国保は働いている個人事業主本人だけではなく、その家族も加入することができるようになっています。

国保の保険料に関しては各自治体によって異なるので1度、お住まいの自治体に確認してみることをおすすめします。

なお、会社員を辞めてフリーランスに転身する場合は、会社を退職した日の翌日から数えて14日以内にお住まいの自治体に届けを提出する必要があります。

届けを提出しない期間は保険証がないということになってしまい、医療費も全額負担となってしまいます。

万が一のリスクを避けるためにも保険の切り替えは早めにおこなった方がいいでしょう。

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任意継続保険

会社員からフリーランスに転身した場合、国保への加入が必須というわけではありません。

国保に加入せずに、これまで勤めていた会社の健康保険をそのまま継続して利用することも可能となっています。これを任意継続保険といいます。

任意継続保険の最大のメリットは、扶養する家族の保険料がかからないということ。年収などいくつかの条件はありますが、扶養するべき家族が多い場合には任意継続保険をそのまま利用した方がお得になるというコツもあります。

さらに、福利厚生や健康増進サービスについてもそのまま利用することができるので、リスクを避けながら保険を有効活用することができます。

しかしながら、保険料を全額負担しなければならなかったり、保険料の滞納が1度でも発生してしまうと任意継続保険がすぐに利用できなくなってしまうなどといった厳しいルールもありますので注意が必要です。

フリーランスが加入できる民間保険

しかしながら、万が一のリスクのことを考えて国保などの公的保険ではなく、民間保険に加入したいという人もいるのではないでしょうか?

そこで、こちらではフリーランスの人でも加入することができる民間保険についてご紹介していきます。

賠償責任保険

クライアントへの成果物の納品が遅れたことによって損害を出してしまったり、会社の機器の紛失やコンピュータへのウィルス感染など、個人事業主であるフリーランスの人にはカバーしきれない事態というのも多く存在することでしょう。

そんな万が一のリスクに対応してくれる保険というのが、賠償責任保険です。

年会費として費用は発生しますが、賠償責任補償とこれらのトラブル解決のための弁護士費用を保険がカバーしてくれます。

他にも健康診断や人間ドックなど、さまざまな福利厚生サービスのある賠償責任保険もあります。

所得補償保険

フリーランスの場合、ケガや病気などによって働けなくなってしまった際には補償がなく、リスクが高いことが懸念点となっています。

そんな場合に活躍する保険が所得補償保険になります。これらの民間の保険に関しては通常の労災保険とは異なり仕事中だけではなく、日常生活におけるケガや病気などについても補償してくれることもあります。

フリーランスの場合は在宅で仕事をしている時間の方が多いと思いますので、場合によっては所得補償保険の方がリスクも抑えられてコストパフォーマンスもいいかもしれません。

フリーランスにおすすめの保険

ここまでは、フリーランスに関する保険の知識についてまとめてきました。

ここからは、フリーランスの人におすすめの保険についてお話していきたいと思います。

医療保険

医療保険というのは病気やケガによって入院や手術をおこなった場合に、給付金を受け取ることができる保険のことを言います。

入院の際に受け取ることのできる金額については、入院日数によって変わってきます。また、手術をおこなった際の金額は、手術の種類によって変化します。

さらに医療保険においては、三大疾病や介護保障などの特約の種類も豊富となっています。そのため、自分自身に合わせて保障を手厚くすることも可能となっています。

就業不能保険・所得保障保険

就業不能保険・所得保障保険は、病気やケガによって一定の期間、働けなくなってしまった場合に毎月、保険金が支払われるシステムの保険となっています。

さらに、在宅医療についても保障されるのでフリーランスにはぴったりな保険となっています。

前述にてご紹介をした所得補償保険と合わせて、リスクによって保険を選択するといいでしょう。

定期保険・収入保障保険

定期保険・収入保障保険は、一定期間の死亡保障を受けることができる掛け捨て保険となっています。

定期保険は被保険者の死亡や高度障害の場合に保険金が一括で、収入保障保険は同じく被保険者の死亡や高度障害の際に毎月、保険金が支払われる保険となっています。

しかしながら、フリーランスの場合、死亡してしまったとなると残された家族はどちらか一方の保険で生活していくのは難しいこともあるかと思いますので、両方を上手く組み合わせて利用することをおすすめします。

終身保険

終身保険はその名の通り、一生涯の死亡保障を受けることができる保険となっています。

終身保険は主に葬儀費用や、死亡後の整理費用などに利用されることが多いです。

さらに、解約返戻金によって自分自身の老後資金や子供の教育費用にあてるという方法もあります。そのため、ご家庭の状況に合わせて終身保険の利用方法を検討するといいでしょう。

個人年金保険

個人年金保険は、老後に使用する年金を自分自身で用意するシステムの保険となっています。

特にフリーランスの場合は老齢基礎年金しか受け取ることができないので、老後のための年金受給を増やしておくためにも個人年金保険に加入しておくというのも1つの手段です。

火災保険・地震保険

フリーランスの人が事務所などを借りるとなった場合、火災保険に加入しておく必要があります。

火災保険はその名の通り、事務所が火災などで損害を負った場合に補償してくれる保険になります。そして、地震大国と言われている日本で地震による被害があった場合に補償をしてもらうためには、地震保険に加入しておく必要もあります。

しかしながら、地震保険は単独で加入するということができないので火災保険と合わせて加入しなければなりません。

フリーランスの健康保険料を抑えるコツ

ここまでフリーランスという働き方に合わせたさまざまな保険の知識についてご紹介してきました。しかしながら、重要になってくるのは保険料をどれだけ抑えることができるのかということですよね。

そこで、こちらでは保険料を抑えるためのコツについてお話していきます。

昨今の新型コロナウイルスの影響によって、今後もフリーランスという働き方は増加することが考えられます。

しかしながら、フリーランスの場合、すべての対応を自分自身でおこなわなければなりません。リスクを少しでも軽減するためにも、保険の知識をしっかりと身につけてコツを抑えて活用する必要があります。

ぜひ、フリーランスにおける保険の見直しを今一度おこなってみてはいかがでしょうか?

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