2022.02.26
フリーランスに名刺は必要?必須項目や作り方のポイントまで解説!
目次
会社に属さず自分で案件を取ってくるフリーランス。
最近フリーランスになる人が増えていますが、フリーランスにとって名刺が必要かそうでないかが明確ではありません。あれば便利なシーンもありますが、基本的にフリーランスで名刺を交換する機会はそうそうありません。そこで今回はフリーランスに名詞が必要なのかどうかについてご紹介します。
フリーランスに名刺は必要か
早速本題に移っていきますが、フリーランスに名刺は「必要」です。
サラリーマンの場合は、名刺が必須です。
会社を背負って来ているのでどこのだれが話に来ているのかを把握する必要があります。
しかし、フリーランスは「屋号」や「名前」くらいしかありません。
大きな企業名を背負っているわけではないので「必要ないんじゃ…」と感じる人も多いでしょう。
実際問題、フリーランスで名刺を交換した人は少ないです。
だからといって、「持っていません」となるのはNG。
せっかくの交流の場でフリーランスである自分を売り込むためには名刺は必要と言えるでしょう。
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フリーランスでも名刺交換の場はある
今、フリーランスと聞けば在宅のイメージがあると思います。
コロナウイルスの影響で在宅勤務が増えてこそいますが、まだまだフリーランスでも名刺交換の場はたくさんあります。
例えば、フリーランスとして仕事を依頼する際に必要になるケースがあります。
web制作会社にフリーランスの自分が案件を依頼する際、相手方が名刺の交換を申し出ることがほとんどです。
今後の営業活動に精を出すために名刺を交換するわけですが、そこで「名刺はありません」とバッサリ切ってしまうのはNGです。
名刺は自分を証明するアイテムでもありますので、持っておく必要があります。
フリーランスの名刺に必要な項目
「フリーランスに名刺は必要」と言われても、実際にどんなことを書けばいいのでしょうか。
今は簡単な名刺作成ツールが出ていますが、それでも必要事項を自分で考えて書き込む必要があります。
フリーランスの名刺に必要な項目についてご紹介します。
名前(屋号)
まずは名前や屋号です。
名前は自分のフルネームを記載してください。
屋号に関しては適当なものを付けるのではなく、相手が屋号を見てどんな事業をしているのかを判断できるようなものにしましょう。
web制作会社を運営している場合、「オクトパス」などと変な名前を付けてしまうのはダメな例です。
例えば「ウェブテック」や「ウェブスタート」等、web制作を生業にしていると相手に伝える必要があります。
住所
フリーランスになるためには、開業届を提出する必要があります。
その際に記載すべき項目として住所がありますが、こちらにも記載しておきましょう。
今後、取引をする際に住所宛てに書類を送付してもらう機会があります。
その場合、毎回住所を相手に伝えなくてもいいように名刺に住所を記載しておきましょう。
住所が無いとどこに書類を送付すればいいのかがわかりません。
ちなみに、フリーランスには住所がいくつかある場合があります。
実際に住んでいるところと職場の2つの住所があることがありますが、基本的に職場の住所を記載するようにしてください。
電話番号
勿論、フリーランスにとってパイプラインである電話番号も記載しておきましょう。
電話番号が無いと相手はどこに連絡をすればいいのかがわかりません。
固定電話ではなく、なるべく携帯電話番号を記載しておくことをおすすめします。
メールアドレス
電話番号に匹敵するほど大事な情報として、メールアドレスがあります。
今やメールで情報の交換や仕事の進捗具合を確かめるフリーランスも増えてきています。
そのため、メールアドレスが無い場合はGmailでもいいので作って名刺に記載しておきましょう。
サイトURL
自分のフリーランスのサイトを運用している場合は、URLも記載しておきましょう。
ポートフォリオや自己紹介をサイト上で公開することで、サイトを経由して仕事が舞い込んでくることがあります。
今のご時世、1フリーランス1サイトと言われていますのでサイトが無い場合は制作してしまってください。
SNSアカウント
「個」を高める必要がある時代、TwitterやInstagramをしているフリーランスも多いでしょう。
SNSを活用している方は、是非SNSアカウントを名刺に書き込んでください。
IDでもアクセスURLでもいいので情報になるものは全て書き込んでおきましょう。
ポートフォリオ
ポートフォリオとは「実績」のことであり、過去自分がどんな仕事をしてきたのかを示すものです。
これが無いと「未経験」として扱われてしまうことがあり、フリーランスとして致命的です。
なるべくポートフォリオになるものやアクセスURLを記載しておくことをおすすめします。
フリーランスの名刺を作るときのポイント
さて、以上の情報を名刺に記載すべきですがどんなことに気を付けて作ればいいのでしょうか。
適当に名刺を作ってしまうとそれだけで相手の評価が落ちしてしまうこともあります。
ではフリーランスの名刺を作る時のポイントをご紹介します。
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名刺の大きさ
1つ目のポイントは、名刺の大きさです。
名刺の大きさはサラリーマンも使っている「55×91cm」のサイズがおすすめです。
これは名刺入れにぴったりと収まる大きさになっており、常時持ち歩いているサラリーマンも多いです。
ただ、名刺サイズを大きくしたい場合もあるでしょう。
その場合は相手に断りを入れつつ名刺を渡すのがポイントです。
台紙の材質
2つ目のポイントは、台紙の材質です。
ポイントにはなっていますが、台紙の材質については指定はありません。
自分が好きな材質を選ぶのが基本ですが、一般的に使われている台紙の材質をご紹介します。
アートポスト:写真を載せることができる
エスプリコートFP:つやがあるので立体感を演出できる
上質紙:一般利用
こちらの3つ以外にも台紙の材質はたくさんありますので、選んでください。
台紙の色
3つ目のポイントは、台紙の色です。
これもポイントになっていますが台紙の色も指定はありません。
ただ、一般的には白が選ばれやすいです。
ただ、運営している事業によって色を分けることで相手に伝わりやすい名刺が出来上がることがあります。
色の選定のポイントは相手に与えたい印象から選ぶのがいいでしょう。
フリーランスの名刺の作り方
さて、ここまでフリーランスの名刺についてご紹介していきました。
総括するとフリーランスに名刺は必要ということになるのですが、作り方がわからないフリーランスも多いでしょう。
そこで最後にフリーランスの名刺の作り方についてご紹介します。
自分で作成する
一般的な作り方ですが、自分でフリーランスの名刺を作成する方法があります。
市販されている名刺を購入して、自分で書き込んでいくことで作成することができます。
ただ、素人感が満載のフリーランス名刺が出来上がってしまうことが多いです。
もっとプロ仕上がりにしたい場合は、以下の作り方をおすすめします。
おすすめのデザインサイト
その作り方とは「デザインサイト」を活用する作り方です。
自分で書き込むのではなく、あらかじめスタイリッシュに出来上がっている名刺テンプレートから選んで作成することが可能です。
おすすめのデザインサイトとしては、
デザインサイト①:Canva
デザインサイト②:スタプリ名刺
デザインサイト③:ラベル屋さん
デザインサイト④:マヒトデザイン
などがありますので、参考にしてみてください。
ちなみにほとんどが無料で利用できるデザインサイトになっています。
有料のデザインサイトは事業が大きくなってから活用する程度で大丈夫です。
業者に依頼
フリーランスの名刺を作成している業者は100以上と言われています。
そういった業者に依頼することで名刺を作成することが可能です。
ただ、業者に依頼するとそれなりの費用がかかってくることがあります。
予算を決めて業者に依頼するといいでしょう。
クラウドソーシングの利用
業者に頼むと高くついてしまいますので、クラウドソーシングサービスを利用する作り方もあります。
例えば、
クラウドワークス
ランサーズ
ココナラ
などのクラウドソーシングサービスを活用すれば、比較的安価にフリーランスの名刺が出来上がります。
名刺はフリーランスの大切な営業ツール!
今回はフリーランスの名刺や作り方について見ていきました。
フリーランスにおいて名刺は必要不可欠な営業ツールと言えます。
そのため、素人感満載の名刺を作成することはおすすめできません。
なるべくプロへ依頼をしてスタイリッシュなフリーランスの名刺を完成させてみてください!