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2022.04.06

フリーランスが申請できる給付金を確認!対象者や申請期限に注意!

目次

フリーランスとして活動していくにあたり、給付金の存在は欠かせません。

給付金は返済の必要が無く、経営の安定に役立てることでフリーランスとして長く活動することができるようになります。

ただ、給付金は一般的に企業専用のモノが多くフリーランス専用の給付金はあまりないのが現状です。

そこで今回はフリーランスが申請できる給付金を一覧でご紹介します。

フリーランスの給付金について解説

では早速フリーランスの給付金について解説していきます。

フリーランスの給付金には、個人事業主や対象者、申請方法や期限など注意しておくべき点がたくさんあります。

ではそれらに注意しつつ見ていきましょう。

フリーランスが申請できる給付金一覧

今回ご紹介するフリーランスが申請できる給付金は6つあります。

それぞれ対象者や申請期限など注意すべきところがありますので、詳細に見ていきます。

フリーランスなら知っておくべき源泉徴収!種類や手続きの注意点を確認!

①月次支援金

まず給付金は月次支援金です。
月次支援金は、

中小企業
個人事業主

のための給付金です。
コロナウイルスの影響を受けた企業や個人事業主が給付対象者となっています。

申請期限は、対象月の翌月から2か月間です。
例えば、令和3年9月分の申請期限は、10/1~11/30となります。
対面や電話での事前確認を行い、審査が通ればそのままオンラインで給付金の手続を開始します。

対象者・給付額・申請期間

対象者・給付額・申請期間については以下の通りです。

対象者:コロナウイルスの影響で2019年、または2020年の同月と比べて50%以上売上が減少している事業者
給付額:企業の場合は20万円、フリーランスや個人事業主の場合は10万円
申請期間:対象月の翌月から2ヶ月間

②事業再構築補助金

続いての給付金は、事業再構築補助金です。
事業再構築補助金はコロナウイルスの影響を受けている中小企業や個人事業主、フリーランスに向けた給付金です。
コロナウイルスの影響により、

新分野への事業展開
事業再編

などの変化を事業者は求められていますが、事業再構築補助金はそれに役立てることができます。

対象者・給付額・申請期間

対象者・給付額・申請期間は以下の通りです。

対象者:中小企業、小規模事業者、個人事業主、企業組合
給付額:中小企業の場合100~4,000万円、補助率は2/3が上限
申請期間:1か月弱(公募がある)

ただ、事業再構築補助金を受けることができる事業者には以下の2つの条件に該当しておく必要があります。

2020年4月以降の連続する6カ月のうち、3カ月の売上がコロナ以前よりも10%以上減少している
2020年10月以降の6カ月のうち3カ月の売上がコロナ以前よりも5%以上減少している

③小規模事業者持続化補助金

続いての給付金は、小規模事業者持続化補助金です。
小規模事業者持続化補助金には、

一般型
低感染リスク型ビジネス枠

の2つがあり、個人事業主やフリーランスでも活用可能な給付金です。
定期的に公募が行われているため申請は随時行いましょう。

対象者・給付額・申請期間

対象者・給付額・申請期間は以下の通りです。

対象者:企業と商工業者である個人事業主・フリーランス
給付額:一般型:50万円、低感染リスク型ビジネス枠:100万円
申請期間:約2か月間

④IT導入補助金

続いての給付金は、IT導入補助金です。
IT導入補助金はITツールの導入表の一部を補助してくれる給付金です。
IT導入補助金も、

通常枠
低感染リスク型ビジネス枠

があります。

対象者・給付額・申請期間

対象者・給付額・申請期間は以下の通りです。

対象者:中小企業や個人事業主、フリーランス
給付額:A類型:30~150万円未満、B類型:150~450万円以下
申請期間:約1ヶ月程度

⑤住居確保給付金

続いての給付金は、住居確保給付金です。

住居確保給付金は収入が減少した人に対しての給付金で、住居の安定性を向上させるために提供されています。

新規申請については令和2年に終わってしまいましたが、また住居確保給付金が復活することがあります。

対象者・給付額・申請期間

対象者・給付額・申請期間は以下の通りです。

対象者:離職・廃業から2年以内に収入が減少している個人事業主やフリーランス
給付額:市町村や世帯人数によって変わる
申請期間:未定

⑥ものづくり補助金

続いての給付金は、ものづくり補助金です。

ものづくり補助金は革新的なサービスの開発や試作品開発などに使うことができる給付金です。

また、生産プロセス改善の設備投資にも、ものづくり補助金を使うことが可能です。

対象者・給付額・申請期間

対象者・給付額・申請期間は以下の通りです。

対象者:社会変動に適応するために50万円以上の投資をするフリーランス・個人事業主
給付額:100~1,000万円
申請期間:約1ヶ月程度

フリーランスが受けられるその他の支援

以上で紹介した給付額が一般的に個人事業主やフリーランスが受けることができるものです。

しかし、フリーランスが受けられるその他の支援がありますのでご紹介しておきます。

自治体による給付金

実は自治体による給付金もあります。
注意深くチェックをしておくことで、自治体による給付金を受けることが可能になることがあります。

注意深く見ておく給付金サイトは、

自分が住んでいる自治体
オフィスがある自治体

のHPなどでしょう。

対象者・給付額・申請期間

対象者・給付額・申請期間の一例として東京都中野区を挙げます。

対象者:感染症対策を行っている商店街
給付額:50万円まで
申請期間:約1ヶ月程度

このように各自治体によって色々な給付金がありますので注意を払っておきましょう。

コロナの影響を受けたフリーランスが受けられる給付金

またコロナの影響を受けたフリーランスが受けられる給付金もあります。

計2つありますのでご紹介します。

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事業復活支援金

まず給付金は事業復活支援金です。

事業復活支援金はコロナウイルスの影響で売上が減少した個人事業主やフリーランスに向けての給付金になります。

対象者・給付額・申請期間

対象者・給付額・申請期間は以下の通りです。

対象者:コロナウイルスの影響を受けている個人事業主やフリーランス
給付額:5ヶ月分の売上減少額をもとに算出
申請期間:約4ヶ月ほど

住居確保給付金

続いての給付金は、住居確保給付金です。

住居確保給付金は廃業や離職により住居を失う可能性がある人に向けた給付金です。

対象者・給付額・申請期間

対象者・給付額・申請期間は以下の通りです。

対象者:離職・廃業後2年以内の個人事業主やフリーランス
給付額:市町村や世帯人数によって異なる
申請期間:自立相談支援期間による

フリーランスが受けられるその他の支援

さて、最後はフリーランスが受けられるその他の支援について見ていきましょう。

注意を払って給付金や支援について調べていると、色々なものが見つかります。

国民年金の免除

それが国民年金の免除です。

国民年金の免除は事業収入が減った人に対する経済的支援になります。

対象者・申請期間

対象者・申請期間は以下の通りです。

対象者:新型コロナウイルス感染症で生計維持者が死亡したり重篤な傷病を負った世帯と感染症の影響で収入が減った世帯(条件アリ)
申請期間:令和4年3月31日まで

フリーランスは給付金の期限に注意して申請しよう

フリーランスや個人事業主向けの給付金の申請期間は非常に短いです。

約1ヶ月程度で給付金の申請を完了させなければならないところを見ると、注意深く生きていく必要があります。

また、期限に注意して正しく申請することも大事です。

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